
インターバルについて
本日は、インターバル、日本語では「度」について少しお話したいと思います。
独学で音楽を勉強されている方などに多いのですが、インターバルの勉強をせずに、いきなりコードの勉強をされている方がおられます。別にそれが悪いと言っている訳ではないのですが、
音楽を理解する上でインターバルを曖昧にしてしまうと、とても効率が悪くなってしまいます。
インターバルは全ての音楽理論の基礎となっていますので、インターバルをしっかり理解してから理論や作曲などの勉強を進めていくことをお勧めします。
では具体的にインターバルとは何を表しているのでしょう?
インターバルとは音と音の幅のこといいます。
ドからミや、ドからソの音の幅のことです。
例:インタ-バル
例えばコードには色々な種類があります、
Triad Chord(トライアドコード/3和音)だけでも、
「Major chord」 に「minor chord」「dim」に「aug」「sus2」に「sus4」 などなど6種類もあります、
4和音になればかなりの種類が増えくるのですが、3和音だけでも6種類のコードがあり、当たり前ですがこれら6種類のコードは全て音の響きが違います。
これらが違うのは、音と音を積み重ねている幅(インターバル)の違いで、
明るくなったり、暗くなったりしている訳です。
次に、コードの名前にもインターバルが非常に関係しています。
楽譜に書かれた和音を読むときに、基準となる音からどのような音の幅で音が積まれているかでコード名が変わってきます。
もちろんコードだけではなく、スケール(音階)などにも同じことが言えます。
インターバルは音楽を理解する上で一番と言っていいくらい必要な知識なので必ず覚えることをお勧めします。