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インターバルの覚え方_1
インターバルの覚え方について説明したいと思います。
インターバルは音と音の幅ですが、
その音と音の幅の間に半音階がいくつ入っているかで、
メジャー(M)なのかマイナー(m)なのか、
またはオーグメント(aug)かディミニッシュ(dim)なのかが決まります。
では、「ド」から「ミ」の場合を具体的に説明してみましょう、
まず基準の音(下音)から上の音までいくつ上がっているかを計算します。
「ド」を1と数えて「ミ」までは、「ド(1)→レ(2)→ミ(3)」と3つ上がりますので、
インターバルの幅は「3rd」となります。
次に、基準の音(下音)から上の音までに半音階がなければメジャーで、
半音階がひとつ入ればマイナーとなります。
「ド」から「ミ」のインターバルを計算すると、
「ド」から「レ」は1音階、
「レ」から「ミ」も1音階ですのでメジャーとなり、
インターバルはメジャー3rd(M3rd)となります。
もしも「♭ミ」だった場合、
「ド」から「レ」は1音階、「レ」から「♭ミ」は半音階です、半音階がひとつ入ってきたのでマイナーとなり、インターバルはマイナー3rd(m3rd)となります。
「ド」から「レ」の2ndのインターバルも同じ考え方なので省略します。
次はちょっと4th、5thは飛ばして、6thと7thの説明をしたいと思います。
では、今度は「ド」から「シ」の場合を具体的に説明してみましょう、
まず基準の音(下音)から上の音までいくつ上がっているかを計算します。
「ド」を1と数えて「シ」までは、ド(1)レ(2)ミ(3)ファ(4)ソ(5)ラ(6)シ(7)と7つ上がりますので、インターバルの幅は7thとなります。
次に、基準の音(下音)から上の音までに半音階がひとつ入ればメジャーで、
半音階が二つ入ればマイナーとなります。
ちなみに半音階が3つ入ってくればディミニッシュになります。
「ド」から「シ」のインターバルを計算すると、
「ド」から「レ」は1音階、
「レ」から「ミ」も1音階、
「ミ」から「ファ」は半音階、ここでひとつ入ってきました、
「ファ」から「ソ」は1音階、
「ソ」から「ラ」も1音階、
「ラ」から「シ」も1音階、
「ド」から「シ」までは「ミ」から「ファ」の半音階がひとつだけだったのでメジャーとなり、
インターバルはメジャー7th(M7th)となります。
もしも「♭シ」だった場合、
「ミ」から「ファ」と「ラ」から「♭シ」が半音階ですので、
半音階が2つ入ってくると考えマイナーとなり、
インターバルはマイナー7thとなります。
「ド」から「ラ」の6thのインターバルも考え方なので省略します。
そしてもうひとつのパターンも覚えておきましょう、
7thの場合で、「シ」の音が「♭♭シ」だった場合、
マイナーからもうひとつ半音階が増え、半音階が3つあると考えて、
インターバルはディミニッシュ7thとなります。
少し応用のような考え方となるので混乱せずに覚えておいてください。
次回は4thと5thの考え方について説明したいと思います。