
ペンタトニックスケール
今回はペンタトニックスケールという音階について説明したいと思います。
まず言葉の意味から説明しましょう!
「ペンタ」という言葉は英語で「penta」となり、数字の5を意味しています。例えばアメリカ合衆国の国防総省の建物の形は5角形で、その形から「ペンタゴン」と名づけられていたりもします。
つぎにトニックは基準となる音ですね。
そしてスケールとは音階なので、ペンタトニックスケールは基準の音から5音階で構成された音階ということになります。
もちろんペンタトニックスケールにもメジャーとマイナーがあります。
マイナーペンタトニックスケールは「1、♭3、4、5、♭7」
メジャーペンタトニックスケールは「1、2、3、5、6」
これらのペンタトニックスケールは5つの音階しか使用しないのでとても扱いやすいスケールでもあります。
楽器を始めて間もない方などに「アドリブやソロを演奏しよう!」というような教本の最初には必ずこのペンタトニックスケールが説明されているくらいです。
使い方はメジャースケールの変わりにメジャーペンタを、マイナースケールの変わりにマイナーペンタを、という感じで使用するだけでRockやPopsなんかにはとてもハマリます。
ペンタトニックスケールを使った作曲方法やフレーズの考え方なども「作曲 / 編曲」の方で後々お話をしたいと思います。
ではでは、本日はこの辺で・・・。