Voicing


Voicing


ではVoicing(ヴォイシング)についてお話していきたいと思います。

C△9のコードを使用していくつかヴォイシングの例をあげてみましょう。

以下の楽譜は全てC△9のコードを表しています。

一番左の楽譜は普通に積み上げた「C△9」です。

その右側にある3つのコードの数字(コードトーン)を見てください、「5th」の音が無いことに気付くと思います。これらは「C△7」のコードをインバージョンし「5th」の音を省き、そしてテンションである「9th」の音を足して作ったコードです。

この様に考えていくと「C△9」のコードだけでもいろいろな音の並べ方を作れると思います。

これを「ヴォイシング」といいます。

例えば、4小節コード進行は決まったけれども、音の繋がりが・・・、2小節目のヴォイシングを変えてみようかな・・・。みたいな感じで使ったりします。

上の楽譜には「no5」でいくつか例をあげていますが、これに「5th」の音を省かないパターンなども考えていくと、結構な数の「C△9」のヴォイシングができると思います。

音の並べ方で、聞こえ方や感じ方は変わってきますので、自分好みのヴォイシングを探してみるのもいいかもしれませんね!

次に、覚えていてもらいたことは、必ずしも一つの楽器が全てのコードトーンを演奏しなければならないということは無いです。

これは最初の楽譜の左から2番目の楽譜を切り取ったものですが、

どういうことかというと、例えばバンドのような複数の楽器で演奏する場合は、「1」の音はベースが演奏すことによって、

例えばピアノだったら「9」と「3」と「7」の3つの音だけを演奏することで「C△9」のサウンドは得ることが出来るということです。

オーケストラなどを例に挙げると解りやすかもしれません、ベース音は「チェロ」、ミドルは「ヴィオラ」、トップは「バイオリン」が演奏すなどしてコードトーンを分けて演奏していたりします。

以前「C△13」で「全てのコードトーンを演奏しなくてもよい」というような内容のことを書いたと思いますが、この様に、パート別にコードトーンを分けることによって、「C△13」など沢山の音を演奏しなければならない場合でも対応することが出来てくるという意味です。

あと、ヴォイシングをするのにルールが存在するコードもあります。

それは「ドミナント7th」のコードです。

これはヴォイシングを考えるときに「ドミナント7thコードはトライトーンのインターバルを含むように音を並べる」というルールがあるので、構成を考えるときには注意してヴォイシングを考えるようにしましょう。

今回はヴォイシングのお話をしました、「クローズヴォイシング」や「オープンヴォイシング」などがあるとインバージョンの時にも説明しましたが、そのヴォイシングを考える理由の一つにコード進行が関わってきます。例えば、作曲をしていて「ストリングスを入れたいな」なんて思ったときに、コードからコードへきれいに流れていくヴォイシングを考えないといけなくなります、コード進行では横の関係性がとても重要な要素を持っています。

このお話は「コードの横の関係性」という章で説明したいと思いますので、ヴォイシングを理解できた方はこちらの方も参考にしてみてください。

ではでは、今日はこの辺で・・・・。

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